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詩篇 1章1〜6節 2017年5月6日 |
このような人は流れのほとりに植えられた木の
時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、
そのなすところは皆栄える。(3) 今日から詩篇を共に学びます。詩篇はいろいろな時代のいろいろな人々が歌った賛美であり、また祈りです。そこには感謝や賛美があると共に、嘆きや叫びがあります。まさに、主を知る人々の「現在」が切り取られていると言ってよいでしょう。詩篇が今の百五十篇の形になったのは捕囚からの帰還後とされています。ユダヤ教で言う「律法」(モーセ五書、創世記から申命記を指す)にあわせて詩篇も五巻にわけられています。
この詩篇一篇〜二篇は詩篇全体のプロローグとされています。悪しき者・罪人・あざける者と一線を引いて生きる人のさいわいについて語られます。そのような人は流れのほとりに植えられた木のようです。どんなにひどい日照りのような時にも、葉がしぼむことはありません。時が来ると実を結びます。何をしても栄えます。そのような人の生きる秘訣は、「主のおきて」を喜び、いつもそれを思う(新改訳「口ずさむ」)ということです。御言が彼らの歩みを豊かにするのです。
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