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詩篇 10章1〜18節 2017年5月15日 |
悪しき者は誇り顔をして、神を求めない。
その思いに、すべて「神はない」という。(4) この地上においては、悪しき者が勝ち誇り、その道が常に栄えているように思えることがあります。悪しき者たちが貧しい者たち、また寄るべなき者たちをしえたげ、食い物にするということが起こります。そのような時には主に信頼して正しく歩む者たちは、神がまるで遠く離れておられるように、また身を隠しておられるように感じるのです。
悪しき者たちは「神はない」と言い、また「神は忘れた」「神は見ない」と言います。しかし、これは非常に愚かなことです。神は確かにおられますし、神はずっと見ておられます。そして、神は弱い立場にある、みなしご、寄るべなき者、しえたげられる者を必ず助けてくださいます。
私たちは神が生きておられることを知っています。しかし、案外頭でそのように分かっていても、まるで神がいないかのように生きているということはないでしょうか。主は確かに生きておられます。
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