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詩篇 106章1〜48節 2017年8月21日 |
それゆえ、主は彼らを滅ぼそうと言われた。
しかし主のお選びになったモーセは
破れ口で主のみ前に立ち、
み怒りを引きかえして、滅びを免れさせた。(23)
イスラエルの民はエジプトから救い出されたのですが、彼らは神のくすしきみわざを忘れ、そのいつくしみ豊かさを思いませんでした。そしていと高き神に背いたのでした。荒野の四十年はイスラエルの民のつぶやきと背きの連続でした。神は、時にイスラエルの民に対して怒りを発し、民を滅ぼそうとされたことがあります。しかし、モーセは神と民との破れ口に立って、民のために必死のとりなしをします。民が滅びなかったのは神のあわれみとモーセのとりなしの祈りのゆえだったとも言えるでしょう。
イスラエルの民はカナンの地に入ってからも神に背き、その地の偶像に仕えました。神は怒りを発し、イスラエルを裁き、敗北に追いこまれます。しかし、そこで民が主にすがるときに、主はまた救ってくださる・・・その繰り返しでした。今またイスラエルの民は散らされていました。彼らは先祖たちと同じ罪を犯したのです。しかし、この記者はまた主のいつくしみにすがり、主を賛美するのです。
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