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アモス 1章1〜15節 2018年7月27日 |
主はシオンからほえ、エルサレムから声を出される。
牧者の牧場は嘆き、カルメルの頂は枯れる。(2) 今日からアモス書に入ります。アモスはテコアの牧者でした。テコアはエルサレムから南に18キロのところにある南ユダ王国に属する町です。しかしアモスは神に御言葉を与えられて、基本的に北王国イスラエルに対して主の言葉を語ります。時は北王国の王がヤラベアム2世、南王国の王がウジヤの時代で、イスラエルが非常に北朝も南朝も繁栄していた時代です。
アモスはエルサレムにその名を置かれた主の名によって語ります。主は語られます。私たちは主の声を聞かなければなりません。アモスはまず、イスラエルの周辺諸国に対して裁きを告げます。一章では、ダマスコ(シリヤ、イスラエルの北方)、ガザ(ペリシテ、イスラエルの南西側・地中海に接する地)、ツロ(フェニキヤ、イスラエルの北西、地中海側)、エドム(死海の南側、アンモン(イスラエルの東側)が裁きを告げられます。主はイスラエルの神であるだけでなく、世界の主です。そして、主は憐れみの心を持たない国々を裁かれるのです。
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