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詩篇 83章1〜18節 2017年7月27日 |
主という名をおもちになるあなたのみ、
全地をしろしめすいと高き者であることを
彼らに知らせてください。(18) 敵はイスラエルの民に向かっていろいろな作戦を立て、連合軍を組んで攻めて来ようとしていました。それらの国々は数も多く、また強かったことでしょう。そのような中で大きな恐れが生じていたに違いありません。しかし、この詩篇の記者は神に対して声を上げます。敵が声を上げ、イスラエルに迫ってこようとしている中で、まるで神が沈黙しておられるかのような思いが頭をよぎります。
しかし、この記者は、士師記の中のイスラエルの戦いを思い起こしながら、神が同じように勝利を与えられるようにと願い求めるのです。いや、歴史を振り返り、その中で主がしてくださったことを再確認しながら、神を仰いで、信仰に立つのです。
そして自分をおとしめようとする敵までも含めて、主の名を求めるようになるようにと祈ります。それは主だけが世界を治められる神だからです。
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