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詩篇 23章1〜6節 2017年5月28日 |
主はわたしの牧者であって、
わたしには乏しいことがない。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、
いこいのみぎわに伴われる。(1〜2) 「ダビデの歌」とされていますが、実際にはダビデの作なのか、ダビデにささげる歌だったのか、確かなことは分かりません。しかし、ダビデが若い頃羊飼いだったのは確かですし、またダビデが立琴の名手であり、また多くの賛美を作ったことは分かっていますので、実際にダビデの歌だったのかもしれません。そして、少なくともユダヤ人たちはこの詩篇を詠うたびに、ダビデを思い起こしたのです。
羊にとって、誰が羊飼いかということはまさに生死を決める重要な問題です。しかし、この詩篇の作者は、主がわたしの羊飼いだと言います。もし主がそのようなお方であったら、私たちは何も心配することはいりません。主は間違いなくわたしを緑の牧場・いこいのみぎわに導いてくださるからです。死の陰の谷と思われるような中を通るときにも、このお方が共にいてくださったら何も恐れることはありません。主はいつもわたしに祝宴を用意し、恵みといつくしみをもって率いてくださるからです。
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