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詩篇 54章1〜7節 2017年6月28日 |
見よ、神はわが助けぬし、
主はわがいのちを守られるかたです。(4) 表題にはダビデがサウル王の追跡を逃れて逃げていたときの歌とあります。ダビデはサウル王の妬みのために命をねらわれていました。また人々はサウル王を恐れ、またサウル王のご機嫌を取ろうとして、しばしばダビデを裏切りました。サウルの軍勢に比べたら、ダビデと一緒にいる人々の数はとても少ないものでした。
しかしダビデはいつも自分の前に神を置きました。神の前に生きていこうとしました。神に祈り、助けを求めました。まさに彼は神に信頼していたのです。神は自分を助け、自分のいのちを守ってくださる。そのような思いをもって神に近づくことができたのは、ダビデを王とするとおしゃった神と、その語られた約束を信じていたからです。
ダビデは喜んで神に近づき、その御名に感謝します。状況はなお予断を許さなかったかもしれません。なお多くの危険や危機があったでしょう。しかし、彼は神の救いを思い起こして感謝し、また信じて感謝するのです。
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