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詩篇 110章1〜7節 2017年8月25日 |
主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、
「あなたはメルキゼデクの位にしたがって
とこしえに祭司である」。(4) 新約聖書の中に何度も引用されている詩篇です。ここで「主はわが主に言われる」とある、最初の「主」は天の神のこと、「わが主」と呼ばれているのは神によって立てられたメシヤなる王のことです。ダビデは主が、自分の子孫として生まれる王なるメシヤのために、その足の下にすべて敵を置いてくださると告白しているのです。
この主が遣わされるメシヤは、単にすべてのものたちを支配するお方というだけでなく、とこしえにメルキゼデクに等しい祭司として私たちのためにとりなしてくださるお方です。メルキゼデクはアブラハムが自分のしもべたちを連れてケダラオメルとその連合軍をうち破ったとき、アブラハムを祝福するために、アブラハムを訪ねた人物です。メルキゼデクはアロンの子孫ではありませんでしたが、アブラハムのためにとりなしの祈りをささげました。新約聖書では、彼は永遠の大祭司としてとりあげられています。主イエスは私たちのためにもいつもとりなしていてくださいます。
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