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詩篇 24章1〜10節 2017年5月29日 |
この栄光の王とはだれか。
万軍の主、これこそ栄光の王である。(10) 地にある全てのものは神によって造られたものであり、神のものです。主は地も海もすべてのものを造り、治めておられます。「主の山」とはエルサレムのことであり、そこにある神の宮のことです。そこに立つべきなのは主に信頼し、主の御前に正しく歩む人です。
そしてこの詩篇の記者はエルサレムの町、その宮の城門を守る者に、栄光の王が入られるから門を開けるようにと呼びかけます。栄光の王とは誰でしょうか。栄光の王とは万軍の主なる神のことです。イスラエルにも王はいました。しかし、この詩篇の中であがめられているのは主なる神です。イスラエルにおいては神ご自身が王であり、主によって立てられた王もまた、王の王、主の主であるお方の前にひれ伏すのです。
私たちにとっても、自分の人生のあるじは自分自身ではなく、主なる神です。私たちはたとい人間的にどれほど富み、また権力を握ったとしても、このお方の前には冠を投げ出してひれ伏します。主こそが私たちの仕え、従うべき王だからです。
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