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詩篇 59章1〜17節 2017年7月3日 |
しかし、わたしはあなたのみ力をうたい、
朝には声をあげてみいつくしみを歌います。
あなたはわたしの悩みの日にわが高きやぐらとなり、
わたしの避け所となられたからです。(16) この詩篇の作者には敵がいて、いつも命をねらわれています。何か悪いことをしたからということではありません。けれども、彼らは潜み隠れ、また走り回って、この作者に危害を加えようとチャンスをうかがっているのです。彼らは夕ごとに走り回り、まるで神がおられないかのように、我が物顔に町をあさります。祈っても無駄だ、誰も聞いてなどいないと言います。
しかし、神は笑われるでしょう。わたしはここにいるのに、そして確かに叫び祈る声を聞いているのに、そのわたしがいないというこの者たちは一体何ものなのか。そして、この作者は朝ごとに高らかに主のいつくしみを歌います。夜はある意味、とても危険な時間です。けれどもこの詩篇の作者は祈りと信頼のうちに休み、朝ごとに自分の避け所となって自分を守っていてくださる主を賛美します。主は高きやぐらです。主の守りの中にあったら、何も心配することはないのです。
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