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詩篇 41章1〜13節 2017年6月15日 |
主は彼をその病の床でささえられる。
あなたは彼の病む時、その病をことごとくいやされる。(3) この詩篇の記者は病の中にありました。敵はこの作者が病んで、弱さの中に置かれていることを知り、彼をそしります。そして彼がどこまで弱っているのか、その死を期待して様子を見に来ます。そして、この記者が弱さの中にあることを言いふらすのです。人が強く、また豊かであるときには、その周りに人々が集まってくるものです。しかし、一旦災いと見えることの中に置かれると、その人を見捨て、去って行く人々も多いのです。そして「あいつはもう終わりだな」とささやきます。だから多くの場合、病気や弱さは隠すものです。
しかし、この記者は主の御前に悔い改め、また癒しを信じて祈り求めます。私たちが祈る時に何でも自分の願う通りになるということではありません。病を越えた神の御心もまたあるからです。ただ、彼はそのような中で自分を支え、癒す力のある方にすがります。そして、神は求める者にいつも真実でいてくださるのです。
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