バックナンバー
|
詩篇 104章1〜35節 2017年8月19日 |
わたしは生きるかぎり、主にむかって歌い、
ながらえる間はわが神をほめ歌おう。
どうか、わたしの思いが主に喜ばれるように。
わたしは主によって喜ぶ。(33〜34) この詩篇も一〇三篇に引き続いて「わがたましいよ、主をほめよ」という言葉で始まります。ここで主を賛美するのは主が創造者だからです。主は天も地も、水も雲も風も、火も炎も造られました。人間が罪を犯し続けた時、ノアの時代の洪水によって、山々を越えて世界が水でおおわれるということがありましたが、神は、その後、水が再び地をおおうことのないようにされたのでした。
主は泉をわきださせ、野の獣も空の鳥もそれを飲みます。そして主が山々に水を注がれることによって、地は豊かに食物を出すのです。人に喜びを与え、人を強くするぶどう酒も油もパンも、皆、神が与えてくださったものです。
主は林も、林や森に住む動物たちも養われます。地も海の中も主が造られたもので満ちています。主はすべてのものをその知恵をもって造られました。ですからこの詩篇の記者は主をほめたたえ、主に造られた自らが主をお喜ばせする存在であるようにと求めるのです。
|
|
|