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詩篇 131章1〜3節 2017年10月6日 |
乳離れしたみどりごが、
その母のふところに安らかにあるように、
わたしはわが魂を静め、かつ安らかにしました。
わが魂は乳離れしたみどりごのように、安らかです。(2) 私たちは富や力や権力を求めます。そして、それらを得ると、それを自慢し、誇り高ぶると共に、さらに多くのものを自分の支配の下に置こうと考えます。そして、他者を見下げ、切り捨てるようになっていきます。それはまさに自らが神の座に着こうとすることです。
しかし、私たちの取るべき姿はそのようなものではありません。ここには乳離れしたみどりごの姿が描かれています。みどりごはお母さんの胸に抱かれて安心しきっています。そして何の心配もなく、安らかに眠っているかのようです。それは自分を抱いている母親に対する絶対的な信頼があるからです。たとい、どんなに難しい状況や危険があったとしても、母親に抱かれている子どもは心配をしません。お母さんが心配していてくれていることを知っていますし、お母さんが自分を守っていてくれることを信じ切っているからです。私たちはいつまでも、このお方に信頼し、望みを置いて生きるのです。
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