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詩篇 77章1〜20節 2017年7月21日 |
神よ、あなたの道は聖である。
われらの神のように大いなる神はだれか。(13) この詩篇の記者は神に向かって叫び求めながらも、非常に深い悩みや嘆き悲しみの中にいます。神を思えば思うほど、魂が衰えてしまうのです。それは、「いと高き者の右の手が変わってしまった」と感じているからです。 昔の日、いにしえの年には、主はそのくすしい、力ある業を行ってくださいました。この詩篇の記者は、神がエジプトで奴隷であったイスラエルの民を神が救い出してくださった時の事を思い起こしています。神はモーセとアロンを起こし、海の中に道を設けて、イスラエルを救い出してくださいました。神は地を震わし、その雷のとどろきは天に響き渡りました。そのような力のある神がおられるのになぜ自分たちはこんなに厳しい状況にあるのだろうか・・・それはまさに神を知っているがゆえの悩みでもありました。
まさにこの詩篇の記者は聖である、大いなる神を深く思いながら、神に向かって叫び、なお主のご真実に期待して、主を待ち望むのです。
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