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ダニエル 1章1〜21節 2018年6月27日 |
ダニエルは王の食物と、王の飲む酒とをもって、自分を汚すまいと、心に思い定めたので、自分を汚させることのないように、宦官の長に求めた。(8) バビロンは南王国ユダに攻めて来て、何回かにわたって南ユダ王国から指導的な立場にある人々や、優秀な青年たちをバビロンに捕らえ移しました。バビロンの王は彼らを優遇し、バビロンで最高の学問を身につけさせます。それは優秀な人材をバビロンのために活用すると言う目的と共に、そのまま母国にいたらその被征服国のリーダーになっていくような若者たちのアイデンティティーを失わせ、バビロンで優遇することによって、反抗心をそいでしまうという目的もあったものと考えられます。
さて、エルサレムから捕らえ移された若者の中にダニエル、ハナニヤ、ミシャエル、アザリヤという4人の青年たちがいました。彼らは王の食卓から与えられる食物や飲み物を拒みました。それらは王の食卓から与えられたのですからとても良い食事だったと思います。しかし、彼らは律法で禁じられた食物を食べるよりは野菜だけを食べたいと言ったのでした。神もまた彼らの決断を祝福してくださいました。
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