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詩篇 71章1〜24節 2017年7月15日 |
わたしはなお、あなたのくすしきみわざを宣べ伝えます。神よ、わたしが年老いて、しらがとなるとも、あなたの力をきたらんとするすべての代に宣べ伝えるまで、わたしを見捨てないでください。(17〜18) この詩篇の記者は幼いときから主に寄り頼んで歩んできました。まさに、主がこの作者を母の胎の中で造り、生まれさせてくださったのです。そして、作者はその若い日から主に教えられ続けてきました。彼は常に主をほめたたえ、その大能のみわざ、その救いを語り続けてきました。
この作者には願いがあります。自分がこの世に生まれた時からずっと主の恵みの中に歩み続けることです。ですから彼は、自分が年老いて、力衰えた時にも、自分を見離さなず、見捨てないでほしいと願い求めます。そして彼は年老いてしらがになっても、神さまのすばらしい、私たちの知恵や期待をはるかに越えた「くすしき」みわざを語り続けたい、と語ります。そのためにもこの作者は日々、神の救いとその恵みを経験させてほしいと求めるのです。私たちもこのお方をほめたたえ、主のみわざを証しし続けていきたいと思います。
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