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詩篇 94章1〜23節 2017年8月9日 |
しかし「わたしの足がすべる」と思ったとき、
主よ、あなたのいつくしみは
わたしをささえられました。(18) 私たちの生きているこの世では、まるで悪が勝ち誇り、悪い者たちが我が物顔に歩んでいるように思える現実があるかもしれません。曲がったことを行う人々が、勝ち誇り、主の民をしいたげ、また弱い立場にある人々を苦しめます。そして、神は見ていない、聞いてない、とうそぶくのです。しかし、悪しき者たちに対して正しい裁きを行ってくださるお方がいてくださいます。
危機があり、困難があります。また私たちをおとしめようとたくらむ人々がいるかもしれません。しかし、神は確かにいてくださいます。「わたしの足がすべる」と思うような危機の時、主はそのいつくしみをもって私たちを支えてくださいます。いろいろな悩みで心がいっぱいになり、心のうちに思い煩いが満ちるとき、私たちはそこで神の慰めに出会います。そして私たちは危機的な状況はそのままであったとしても、魂の深いところから主を喜ぶことができるのです。
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