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士師記 1章1〜36節 2016年4月23日 |
ヨシュアが死んだ後、イスラエルの人々は主に問うて言った、「わたしたちのうち、だれが先に攻め上って、カナンびとと戦いましょうか」。(1) モーセは偉大な指導者でした。そして、若い頃からモーセの従者として仕え、神に立てられてモーセの後継者となったヨシュアもとても大きな働きをしました。モーセやヨシュアといった器がいなければ、約束の地を勝ち取っていくということはできなかったかもしれません。しかし、その次の世代です。どんどん、出エジプトの記憶を持つ人々は減っていき、そもそも、荒野の経験もしていない、モーセのことも知らないカナン生まれの世代が増えていきます。すでにそれなりに自分の住む町々も与えられ、家も畑も与えられている・・・そのような中で民の思いを一つにし、残されている戦いを成し遂げていくというのは決してやさしいことではなかったことでしょう。人々は主に戦いの先頭に立っていくべき部族を示していただき、ユダが先頭に立って戦いに進むことになります。戦いはまだ残っていました。最後まで戦い抜くことの大切さを思います。
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