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詩篇 132章1〜18節 2017年10月7日 |
わたしはダビデのために
そこに一つの角をはえさせる。
わたしはわが油注がれた者のために
一つのともしびを備えた。(17) ダビデについて歌った都もうでの歌です。エルサレムはまさにダビデと深いつながりをもった町です。ダビデの時代まではエブス人が住んで、難攻不落の町を築いていました。しかし、ダビデはその町を攻め取って、そこをイスラエル王国の首都として定めたのです。ダビデはその町に、神の臨在の象徴である神の箱を移し、そこに幕屋を張って、主を礼拝する場所としました。ダビデは神のために恒久的な神殿を建てたいと願っていました。しかし、主はダビデに、その子が代々、イスラエルの王として仕えるということを約束され、またその町にご自身の名を置くと約束されたのでした。
しかし、ダビデのための「一つの角」というのは、単にダビデの家系から王が出るというだけのことではありません。これは主がダビデの子孫として、王なるメシヤを遣わして下さるという約束の言葉でもあったのです。そして後にまさに、主イエスがダビデの子孫としてこの世に来てくださったのです。
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