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詩篇 105章1〜45節 2017年8月20日 |
これは主がその聖なる約束と、
そのしもべアブラハムを覚えられたからである。(42) 詩篇の記者は引き続き、神を賛美します。この一〇五篇と一〇六篇においてはイスラエルの歴史において真実であられた主の御業を思い起こし振り返っています。そもそもイスラエルの歴史は神がアブラハムと結ばれた契約から始まっていました。神はアブラハムとその子孫を祝福するとおっしゃり、カナンの地を与えると約束されたのでした。カナンを含む広い地域に長く続く飢饉があった時には、アブラハムの子孫であったヨセフを先にエジプトに遣わして、その一族を救われました。エジプトに移住したイスラエルの民がその地で増え、エジプトの奴隷になった時には、モーセとアロンを遣わし、エジプトに様々な災害をもたらして、民を救い出されました。
エジプトから出ていったイスラエルの民が荒野を通っていった時にも、神は肉を与え、また天からの豊かなかてを与えられました。水がないときには岩から水がほとばしり出ました。主はアブラハムを覚え、彼に語られた約束を覚えておられたからです。
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