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詩篇 124章1〜8節 2017年9月29日 |
今、イスラエルは言え、
主がもしわれらの方におられなかったならば・・・(1) この詩篇の記者たちは多くの試練を経験していました。また自分たちに怒りを抱き、飲み尽くしてしまおうとする人々がいました。しかし、この作者たちは迫ってくる多くの危機を逃れながら支えられて今あることを感謝しています。そして、いろいろな危機の時を思い起こしながら言います。「主がもしわれらの方におられなかったならば」自分たちはとっくに滅んでいたことだろう。しかし、今も守られ、支えられていることの中に作者たちは主の守りがあったことを確信しています。まさに主が自分たちの方にいてくださった、主が味方であってくださったということこそが、自分たちの勝利の鍵でした。
彼らは心から主を賛美しています。敵が迫ってくる中で、いろいろな戦い方があったことでしょう。いろいろなところに助けを求め、いろいろな武器を買い集めることもできたでしょう。しかし、この詩篇の記者は、何よりも一番大事なのは、主が自分たちの側に立ってくださっているかどうかであること、天地を造られた主こそがまことの、そして唯一の確かな助けであることを知っていたのです。
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