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詩篇 18章1〜50節 2017年5月23日 |
わが力なる主よ、わたしはあなたを愛します。
主はわが岩、わが城、わたしを救う者、
わが神、わが寄り頼む岩、
わが盾、わが救の角、わが高きやぐらです。(1〜2) この詩篇十八篇はサムエル記下二二章とほぼ重なっています。この詩篇はダビデが王となり、神の箱をエルサレムに担ぎ上ったときに、自分の生涯に主がなさってくださった恵みを思い起こしながら歌ったものです。
ダビデは「わたしはあなたを愛します」と告白します。もちろん、神を信じ、信頼し、従うのです。しかし、何をするにまさって、また何をするにしても、そこにあったのは、自分をここまで導いてくださった主に対する愛であり、また真実で確かな神の御言への信頼でした。岩である主がダビデを支え、敵の手から守り、つまづかないようにその足を強め、その力強い御手をもって救われたのです。このような神は他にはおられません。このお方はダビデを守り、ダビデを力づけ、彼に戦うことを教え、そして救いを与えてくださいます。ですから、ダビデは「主は生きておられる」と喜びをもって、高らかに、その御名を宣言し、賛美を歌うのです。
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