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詩篇 28章1〜9節 2017年6月2日 |
わたしがあなたにむかって助けを求め、
あなたの至聖所にむかって手をあげるとき、
わたしの願いの声を聞いてください。(2) 私たちが神に祈るとき、私たちは、本当に神は自分の祈りを聞いていてくださっているのだろうかと不安になることがあるかもしれません。神が沈黙しておられるときに、私たちは不安になるのです。しかし、この詩篇の作者は主に向かって助けを求め、神の至聖所に向かって祈りの手を上げます。至聖所とは、神を礼拝する幕屋や神殿で一番奥にある場所で、神の臨在をあらわす場所でした。まさに、この詩篇の記者は神に向かって一歩踏み出すようにして、神の助けを求めたのでした。
そして、この記者は「主はわたしの願いを聞かれた」と喜びの賛美をささげます。祈っていく中で、彼の中に神に対する信仰と神が自分の祈りを聞いてくださったという確信と平安が与えられたのです。まだまだいろいろな困難はあるかもしれません。しかし、神が聞いてくださったという確信に立つことができたら、私たちは何も心配することはありません。
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