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詩篇 122章1〜9節    2017年9月27日

人々がわたしにむかって「われらは主の家に行こう」
と言ったとき、わたしは喜んだ。(1)

 人々がこの詩篇の作者に「われらは主の家に行こう」と声をかけてくれたときに、この作者は大きな喜びに満たされました。もしかしたら、人々は神を礼拝するためにエルサレムに行く、ということになかなか心が向かなかったかもしれません。おそらくそれは、この作者の心の痛みだったことでしょう。しかし、今、人々が心を主に向けて、礼拝に向かおうとするその姿に、作者の心は
喜び踊るのです。
 そして、作者は人々と共にエルサレムの神殿の中に立ちます。主に選ばれた民として、人々と共に主の御前に近づくということは何と幸いなことでしょう。
 「エルサレムのために平安を祈れ」・・・もちろん、今、私たちは霊的イスラエルとして、アブラハムの約束・その祝福につなげられていることを知っています。しかし、同時に、主は、一度選ばれた肉によるイスラエルに対しても、その罪と背きにも関わらず、どこまでも真実なお方なのだということも大切な聖書のメッセージなのです。



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