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ホセア 1章1〜11節 2018年7月9日 |
イスラエルの人々の数は海の砂のように量ることも、数えることもできないほどになって、さきに彼らが「あなたがたは、わたしの民ではない」と言われたその所で、「あなたがたは生ける神の子である」と言われるようになる。(10) ホセアはイザヤと同時代に北王国イスラエルで預言したとされています。ホセアの時代、イスラエルの民は神から離れ、偶像礼拝にふけっていました。それは神に愛され、神のものとされているのに、浮気をしているというにふさわしい行為でした。主はホセアにゴメルを妻とするようにとおっしゃいました。ゴメルは「淫行の妻」でした。ゴメルに生まれた第一子エズレルはホセアの子ですが、二番目に生まれたロルハマという女の子、三番目のロアンミという男の子はホセアの子ではなかったとされています。しかし、主はホセアにゴメルと、その淫行によって生まれた子を受け入れるようにとおっしゃいます。それは、神に背いて主を離れ、主以外の神々を愛し仕えたイスラエルの民もまた主がなおも愛して受け入れようとしておられるという神のいつくしみのメッセージをホセアの人生そのものを通して語るためでもあったのです。
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