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ネヘミヤ記 1章1〜11節 2017年2月25日 |
彼らは、あなたが大いなる力と強い手をもって、あがなわれたあなたのしもべ、あなたの民です。(10) ネヘミヤはエズラ記前半のエルサレム神殿の再建の時代から約七十年後にエルサレムに戻り、エルサレムの城壁の再建にあたった人物です。ネヘミヤは王の献酌官として、ペルシャの王に仕え、王のそば近く仕える者として王の信頼を得て歩んでいました。しかし、ネヘミヤはイスラエル人のひとりとして、エルサレムのことを心にかけていました。ある日、ネヘミヤはエルサレムからペルシャの首都スサに来た人々に、エルサレムの様子を尋ねます。しかし、彼らは顔を曇らせて、どんなにエルサレムの民が大きな困難の中にあるかを切々と訴えたのでした。確かに神殿は再建されましたが、城壁は百五十年前にバビロンによって焼かれ、破壊されたままだったのです。
ネヘミヤは大きなショックを受けて、イスラエルの民の罪を悔い改め、またエルサレムの町のことを覚えて祈り始めました。イスラエルの民が神の民として生きるために、主のあわれみを求めて祈ったのです。
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