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詩篇 78章1〜72節 2017年7月22日 |
神はそのしもべダビデを選んで、羊のおりから取り、
乳を与える雌羊の番をするところからつれて来て、
その民ヤコブ、その嗣業イスラエルの牧者とされた。(70〜71) 神はエジプトで奴隷であったイスラエルの民を救い出し、海の中に道を設けて彼らを導かれました。しかし、イスラエルの民は神に背き続けました。荒野を歩んで行く中でも、神は岩からの水を与え、天からのパンと肉を与えて、彼らを飽き足らせてくださいました。しかし、それでも彼らは罪を犯し、神の御業を信じようとしませんでした。ただ、それでも神はあわれみに富んでおられ、彼らをゆるし、滅ぼし尽くそうとはされませんでした。けれども、イスラエルの民は、神を試み、神がどのように自分たちをあがなってくださったかを忘れたのでした。
まさにイスラエルの歴史はこのようなイスラエルの罪と、神のあわれみの繰り返しでした。そして神はそのあわれみの中で、そのしもべダビデを羊を飼っているところから選んでイスラエルの牧者として立てられました。ダビデは直き心と巧みな手をもってイスラエルの民を導いたのでした。そして後に、神はまことの牧者として主イエスを送ってくださったのです。
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