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詩篇 52章1〜9節 2017年6月26日 |
しかし、わたしは神の家にある
緑のオリブの木のようだ。
わたしは世々かぎりなく神のいつくしみを頼む。(8) この世にあっては、時に虚偽を行う者が栄えているように見えることがあります。悪を好み偽りを語る者たちが神を敬う人たちに災いをもたらし、さらに人々を滅ぼす悪いたくらみを立てるのです。けれども悪しき者たちの栄えるのはただ一時のことにしかすぎません。富や宝は災いの日に彼らを守ることはできないのです。
この詩篇の記者は悪者が栄えるように見える中にあっても、なお、神にすがります。神の限りないいつくしみに身を寄せます。そして言います。「わたしは神の家にある緑のオリブの木のようだ」。この詩篇の作者はいつも主を避け所とし、主の御許を自分の安全な逃げ場としています。そして神のもとにいれば、乾燥に強い常緑樹であるオリブの木が一年中緑色の葉を繁らせるように、目に見えるところがどんなに困難であっても、神の祝福を一年中感じながら歩むことができます。そのようにして私たちは神をあがめ、神に感謝するのです。
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