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詩篇 9章1〜20節 2017年5月14日 |
主はしえたげられる者のとりで、
なやみの時のとりでです。(9) 神にささげられた感謝の詩篇です。敵が作者に迫っていました。しかし、主は作者の祈りを聞き、正しい裁きを行って敵を滅ぼしてくださったのです。敵は高ぶり、主の前にも傲慢に語ったかもしれません。しかし、主は正義と公平をもって敵に報いてくださいました。ある時期、歴史の中に名前をとどろかした国々が滅ぼされ忘れられて行きます。
しかし、同時に主は私たちを忘れられることはありません。主を尋ね求める者、苦しむ者を心にとめていてくださいます。彼らが主に叫び求める時に、その叫びは主の御前にきちんと覚えられています。
この世では強い者・権力を握っている人にスポットライトが当たり、貧しい人・弱い人は忘れられているように思えるかもしれません。しかし、主はそのような者たちを忘れられることなく、覚えてくださっています。主なる神は、しえたげられている人、悩む人のとりでとなってくださるのです。
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