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ヨエル 1章1〜14節 2018年7月23日 |
あなたがたは断食を聖別し、
聖会を召集し、長老たちを集め、
国の民をことごとくあなたがたの神、主の家に集め、
主に向かって叫べ。(14) ヨエルは紀元前八三〇年頃、南王国ユダで預言をしたと言われています。ちょうどヨシャパテ王のひ孫になるヨアシ王が王として治めていました。その時代、イナゴの大群がユダを襲い、大きなききんが起こりました。そのような災害の厳しい、危機の時代にヨアシは神からメッセージを与えられて預言をしました。
それはそのイナゴの災害の中にあって、主に悔い改め、主に立ち返れ、ということでした。もちろん、すべての自然災害が罪に対する神の警告や裁きであるわけではありません。ただし、この時の災害については、預言者ヨエルは神の警告としてのメッセージをそこで聴いたのです。
ヨエルは祭司たちに、神の前に集まって、主に叫ぶようにと呼びかけます。「主の日」というのはヨエル書の鍵の言葉の一つです。もっと大きな裁きの日が近づいていたのです。
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