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詩篇 117章1〜2節 2017年9月1日 |
もろもろの国よ、主をほめたたえよ。
もろもろの民よ、主をたたえまつれ。
われらに賜わるそのいつくしみは大きいからである。(1〜2) この詩篇は主をあがめ、心から讃える短い詩篇です。この詩篇の記者は、「もろもろの国よ」「もろもろの民よ」と世界中の民に呼びかけます。主は、決してイスラエルだけの神ではありません。確かに主はアブラハムを選び、またその子孫であるイスラエルの民を祝福してくださいました。しかし、それは聖書の神、主が、イスラエルの民のためのローカルな神だということではありません。イスラエルの民が主の御前に歩むことによって、また主を心からほめたたえることによって、主が真実であることを世界中の人々が知り、またイスラエルの民の招きに答えて、世界中の民が主をあがめ、主をたたえるようになることを願っているのです。
主のいつくしみは大きく、主のまことは絶えることはありません。主は語られたことにどこまでも忠実であり、またどこまでも真実なお方です。私たちの信仰の歩みもまさに自分たちの真面目さや力ではなく、このお方のいつくしみとまことにかかっているのです。
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