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詩篇 133章1〜3節 2017年10月8日 |
見よ、兄弟が和合して共におるのは
いかに麗しく楽しいことであろう。(1) ダビデは末っ子でした。ダビデには七人の兄たちがいました。そしてそれぞれが非常に優秀な人々でもありました。ダビデが油注がれて王になっていくのを兄たちも受け入れ支えました。ダビデにも何人も子どもが生まれました。ただ、ダビデの子どもたちは誰が後継者になるかということで非常に張り合い、また争うことになります。
聖書の中には兄弟間の争いや感情のもつれが多く取り上げられています。カインとアベル、エサウとヤコブ、ヨセフと兄たち、モーセとアロンやミリアムなど、聖書に出てくる兄弟の物語からは、兄弟が仲がよいというのが決して当たり前のことではないことが示唆されています。それだけに、「兄弟が和合して共にいる」ことの祝福がここでも語られるのです。
単に血のつながった兄弟というだけではありません。私たちの主にある兄弟姉妹との関係が本当に麗しいものであることを心から願い、共に歩んで行きたいと思います。
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