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詩篇 67章1〜7節 2017年7月11日 |
どうか、神がわれらをあわれみ、われらを祝福し、そのみ顔をわれらの上に照されるように。これはあなたの道があまねく地に知られ、あなたの救の力がもろもろの国民のうちに知られるためです。(1〜2) この詩篇は民数記六24〜26にもある祝福の祈りから始まります。これは祭司たちが民を祝福するときの言葉です。神が祝福してくださる、神がそのみ顔を向けてくださるということは、イスラエルの民にとって何よりも大切なことでした。神と向き合い、神の御顔の輝きに照らされて歩むことこそが、イスラエルの民にとって何よりも幸せなことだったのです。
神に祝福され、神の祝福の中を歩んで行く・・・それは、自分たちがお金持ちになり、富を蓄え、強大な国になるためということではありません。もちろん、それはすばらしいことですが、それはゴールではありません。私たちのいただく祝福の目的は、神の力、その救いが世界中の人々に明らかにされ、世界中の人々が神をほめたたえることなのです。私たちもまた神の祝福を求めたいと思います。そして、私たちがその栄光を主にお返しすることによって、世界中の人々が一緒に主を賛美するようになることを求めていきたいと思います。
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