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詩篇 14章1〜7節 2017年5月19日 |
どうか、シオンからイスラエルの救が出るように。
主がその民の繁栄を回復されるとき、
ヤコブは喜び、イスラエルは楽しむであろう。(7) 神を否定して生きることは本当に愚かなことです。神の存在を否定し、まるで神がおられないかのように、自分勝手な生き方をする、ということは、とても悲しいことです。そういう人もいるよね、ということだけではありません。そうやって他者を批判する私も含めて、どれだけ神に信頼し、神をたずね求め、神の御心に沿った歩みをしているでしょうか。神を求める者も、善を行う者もいない、と詩篇の記者は言います。後にパウロはこの詩篇をローマ人への手紙三章で引用して、異邦人もユダヤ人も皆罪を犯したので、神の贖いの恵みを必要としている、と語ります。
エルサレム(シオン)ははずかしめられています。しかし、神はその町に救い主を遣わしてくださる、回復の時がくる、ということをこの詩篇の記者は信じています。そして主は究極的には主イエスを遣わして、私たちを回復し、喜びと楽しみを与えてくださったのです。
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