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詩篇 11章1〜7節 2017年5月16日 |
主は正しくいまして、
正しい事を愛されるからである。
直き者は主のみ顔を仰ぎ見るであろう。(7) 悪しき者たちが勝ち誇り、また正しい者たちを苦しめようとするとき、ある人々は正しい人々に言います。「悪しき者があなたのことをねらっている。ことが起こってからでは間に合わないから、早く鳥のように山に逃げなさい」。しかし、この詩篇の記者は「わたしは主に寄り頼む」と言います。ですから、どんなに困難があり、悪しき者たちが勝ち誇るように見えても逃げる必要はないのです。
主は確かにその聖なる宮にいてくださり、天から私たちを見ていてくださいます。主は悪しき者に正しい裁きを行われます。また正しい者をも見ていて下さり、正しく歩む者が主のみ顔を仰いで生きることができるようにしてくださいます。そのみ顔は厳しい裁き主としてのみ顔ではなく、正しい者を愛する慈愛に満ちたみ顔です。私たちにとって、この神のみ顔を仰いで生きることができるということが何よりのさいわいなのです。
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