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詩篇 79章1〜13節 2017年7月23日 |
われらの救の神よ、
み名の栄光のためにわれらを助け、
み名のためにわれらを救い、
われらの罪をおゆるしください。(9) 神に背き続けたイスラエルの歩みの結果として、強大な国々がイスラエルの領土に入ってきて、ついにエルサレムの城壁は崩され、その神殿は廃墟となってしまいました。人々の死骸に鳥が群がり、また獣がたかりました。それはまさに、イスラエルの罪に対する神の怒りであり、裁きであったとも言えるでしょう。周辺の国々の人々はイスラエルのことを笑い、あざけりました。
しかし、深い悲しみと嘆きの中で、この詩篇の記者はなお神に祈ります。なぜこのような災いが臨んだかというと、イスラエルの民がその神、主を捨てたからです。イスラエルの神に力がなかったのではありません。イスラエルの民が主に罪を犯したからです。神は何度も警告しておられました。しかし、彼らはその警告をも無視し続けました。この詩篇の記者は自分たちの罪を認め、もう一度、神に近づいて祈ります。神に罪のゆるしと救いを求めて祈るのです。
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