バックナンバー
|
詩篇 113章1〜9節 2017年8月28日 |
われらの神、主にくらぶべき者はだれか。(5)
主は旧約聖書においては確かに、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神としてご自身をあらわし、またイスラエル民族の神としてご自身をあらわされました。しかし、それは決して聖書の神が、イスラエルという小さな国の神でしかないということではありません。神がイスラエtルを選ばれたのは、天地を造られた大きな力ある神でありながら、小さなものにも目をとめ、あわれんでくださるお方であることを世界中の人々が知るためであり、また、イスラエルの民が主に従って歩むことによって世界中の人々が、いつくしみ深い主を信じるに至るためでした。まさに「日のいずるところから、日の入るところまで」「もろもろの国民の上に」主がほめたたえられ、あがめられるためです。
主に比べることのできる神はどこにもいません。主は大きなお方、高き所に座しておられるお方です。けれども同時に、貧しい者・乏しい者・人々から主の恵みの外にいると言われているような人をも御心にとめ、引き上げてくださるのです。
|
|
|