バックナンバー
|
詩篇 136章1〜26節 2017年10月11日 |
主に感謝せよ、主は恵みふかく、
そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。(1) 「主に感謝せよ、主は恵み深く、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」という賛美はイスラエルの中に古くから歌い継がれてきた賛美であり、信仰告白です。主がどのようなお方かが語られ、「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と会衆が声を合わせて唱和したのでしょう。この詩篇では神の神、主の主であるお方が大いなるくすしきみわざをなさるただ一人のお方としてあがめられています。
そして神がしてくださったくすしいみわざとして、天地を創造し、太陽も月も星も造られたことを語ります。エジプトをはじめ、多くの国々では太陽を拝み、月を拝みました。星でその国の未来を占いました。しかし、それらは神ではありません。太陽も月も星も造られた神がおられます。
そして続いて、神がイスラエルをエジプトから救い出し、カナンの地の王たちに対して勝利を与え、その地を嗣業として与えてくださったことを歌います。本当に卑しく小さな者たちを神は救い出してくださったのです。
|
|
|