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イザヤ 65章1節〜25節 2018年2月27日 |
見よ、わたしは新しい天と、新しい地とを創造する。
さきの事はおぼえられることなく、
心に思い起すことはない。(17) 六五〜六六章は、前の章の預言者の祈りに対する神の答えです。エルサレムが廃墟になる中で、主は怒りを終わらせられないのでしょうか。主の答えは、主は長く忍耐してこられたので、主の呼びかけを拒み続ける民はその裁きを負わなければならない、しかし、同時に、主は全く滅ぼし尽くすことはせず、残され、主を尋ね求めて赦しを得る者たちがいる、ということでした。また主は、イスラエルの民だけではなく、救いがそれまで主を知らなかった民にも届けられようとしていることを告げられます。それは主がもともと計画しておられたことでもありました。
そしてイザヤはさらに主が新しい天と新しい地とを創造される、と神による歴史の完成、究極の救いについても語ります。このようにイザヤは滅びの向こうに、捕囚からの解放、しもべなるメシヤによる罪のあがない、そして新天新地の創造による救いの完成までを見たのでした。
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