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イザヤ 63章1節〜19節 2018年2月25日 |
彼らのすべての悩みのとき、主も悩まれて、そのみ前の使をもって彼らを救い、その愛とあわれみとによって彼らをあがない、いにしえの日、つねに彼らをもたげ、彼らを携えられた。(9)
主はイスラエルの歴史の中でもとてもあわれみに富んだお方でした。主の恵みを語り出したら、キリがないほどです。イスラエルの民が厳しい状況の中にあって苦しみ、悩んだ時には、主も彼らと共に悩み、そしてその愛とあわれみによってあがないと救いを与えてくださいました。主は私たちが苦しんでも悩んでも何も感じないようなお方ではありません。主は共に悩み、共に痛んでくださる方なのです。
しかし、イスラエルの民はそんな主を捨て、主に背いて、その聖なる霊を悲しませました。そしてイスラエルの民は自らの身に神の裁きを招くことになります。神を敵として生きて、祝福があるはずがありません。
しかし、そのような中で、イスラエルの民は、もう一度主を思い起こします。あのモーセの日に、彼らの先祖たちを救い出し、憩いの地に導かれた主の御業を思い起こしたのでした。
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