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イザヤ 8章1〜22節 2017年12月24日 |
主はいま、ヤコブの家に、み顔をかくしておられるとはいえ、わたしはその主を待ち、主を望みまつる。(17)
イザヤには「シャル・ヤシュブ」という名前の子どもがいました。その意味は「残りの者は帰って来る」という意味でした。南王国に迫る裁きと、その裁きの中にあっても残りの者が残され、国が回復されるという主のメッセージが込められています。イザヤにまた男の子が与えられます。次の子の名前は「マヘル・シャラル・ハシ・バズ」(分捕り物は素早く、獲物はさっと持ち去られる)と名づけられます。南王国に迫る危機が込められていると言われています。
裁きの時が迫っていました。そして事実、北王国イスラエルは、マヘル・シャラル・ハシ・バズが幼いときに、アッスリヤに滅ぼされようとしていました。しかし、それは南王国は大丈夫ということではありません。イザヤの二人の子、そしてやがて来る救い主につけられたインマヌエルという称号が、これから来ようとしている裁きと回復、そして救いを指し示していました。イザヤは厳しい時代が来ることを知りながらも、主の約束にすがり、主を待ち望むのです。
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