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イザヤ 52章1〜12節 2018年2月14日 |
あなたがたは急いで出るに及ばない、また、とんで行くにも及ばない。主はあなたがたの前に行き、イスラエルの神はあなたがたのしんがりとなられるからだ。(12) イスラエルの民がバビロンに捕囚の民として引いて行かれるのは、彼らが主に対する信頼を捨て、主を離れて、罪を犯し続けたからです。しかし、主はそんな罪深い民をもあがない、回復しようとしておられました。
かつて、イスラエルがエジプトから救い出された時、イスラエルの民は夜のうちにまるで逃げるかのようにエジプトを出ました。彼らはせかされて、取るものも取りあえず、エジプトを出たのでした。しかし、今度、バビロンから出る時には慌てて出なくてもいい。出エジプトの出来事はイスラエルの歴史のまさに原点でしたが、もっと大きな事が起こるというのです。
主ご自身が前に行き、しんがりとなって、イスラエルを導き、守ってくださる・・・だから安心です。ただイスラエルの民に求められていたのは、汚れたものから離れ、自らを主の御用をするものとして清くたもつということです。そして、主は私たちをも救い、力強い御手をもって守り、導いてくださるのです。
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