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イザヤ 18章1〜7節 2018年1月3日 |
その時、川々の分れる国のたけ高く、膚のなめらかな民、遠くの者にも近くの者にも恐れられる民、力強く、戦いに勝つ民から万軍の主にささげる贈り物を携えて、万軍の主のみ名のある所、シオンの山に来る。(7) 十八章はエチオピアに関する預言です。エチオピアはエジプトの南、ナイル川の上流にある国でした。エジプトと共に良馬の山地としても知られ、繁栄していき、エジプトをも支配し、アッスリヤと並ぶ二大勢力となっていきます。
大国の狭間にあって、いつも右往左往するような小さなイスラエルの国でしたが、神がお選びになったのはイスラエルであり、またそのシオンの山、現在のエルサレムでした。そしてエチオピアからも主を礼拝する人々がやって来る、と語られます。すべての国を治め、また歴史を支配しておられるのは主だからです。
後に、教会の時代になった時に、エチオピアの女王の宦官がエルサレムに主を礼拝するためにやってきて、その帰り道、ピリポの伝道によって主イエスを信じ、バプテスマを受けて、喜びのうちにエチオピアに帰って行くという記事が出て来ますが、イザヤを通して主が語っておられたことが成就していったのです。
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