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イザヤ 19章1〜25節 2018年1月4日 |
主はエジプトを撃たれる。主はこれを撃たれるが、またいやされる。それゆえ彼らは主に帰る。主は彼らの願いをいれて、彼らをいやされる。(22) 十九章はエジプトに関するメッセージです。エジプトは豊かなナイル川のおかげで、古くから文明が栄え、また強大な権力を誇る国が生まれました。そしてエジプトは周辺諸国に対しても大きな影響力を持っていたのでした。しかし、イザヤはエジプトのうちに内乱を予告し、またエジプトが他の国に支配されるようになることを告げます。エジプトの誇りであり、またエジプトに豊かな繁栄をもたらしたナイル川が干上がってしまう・・・。まさにそれはあり得ないことでした。エジプト人がその国力をもたらす祝福の源としてすがっていたナイル川がそのようになってしまったら、どうしてエジプトはたっていくことができるでしょうか。
しかし、そのような中で、エジプトは主に向かって叫び、主の救いにあずかって、主を知るようになると、イザヤは言います。イザヤの時代にはイスラエルに危機をもたらすものであったエジプトやアッスリヤが共に主を礼拝し、共に祝福にあずかるようになるというのです。
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