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イザヤ 7章1〜25節 2017年12月23日 |
もしあなたがたが信じないならば、立つことはできない。(9) 南王国ユダの王がアハズであった時代、ダマスコを首都とするスリヤとサマリヤを首都とする北王国イスラエルが同盟を組んで、南王国ユダに攻めてきました。この時代、小さな国々にとって生き残るためには、アッスリヤやエジプトといった大国の属国のようになって保護を求めるか、または中小の国々が同盟を結んで大国に対抗するかということが必要だとされていました。しかし、神がイザヤを通して語られたのは、そういう他国にすがって生き残るという道ではなく、主にすがって生きる道を選べということでした。「気をつけて、静かにし、恐れてはならない」。確かに作戦や準備も必要でしょう。しかし同時に、そして何よりも、主を信じることが求められていました。しかしアハズ王は態度をはっきり示しません。実際にはアハズはアッスリヤにすがってこの国難を切り抜けようとしていたのです。
神に信頼しようとしないイスラエルの救われる道はあるのでしょうか。イスラエルの救われる唯一の道として主はイヌマヌエル(主、我らと共にいます)の主を救い主として遣わそうとされていました。
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