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イザヤ 37章1〜38節 2018年1月23日 |
ユダの家の、のがれて残る者は再び下に根を張り、上に実を結ぶ。すなわち残る者はエルサレムから出、のがれる者はシオンの山から出る。万軍の主の熱心がこれをなさる。(31〜32) 主に頼るという決断をしたヒゼキヤでしたが、ヒゼキヤ自身も決して平静ではなかったはずです。またエルサレムの民がどれほど恐れと不安に囲まれているかは王自身が一番熟知していたことでしょう。ヒゼキヤは主の前に近づいて祈り、また預言者イザヤに対しても祈りを求めます。
アッスリヤの王は、そのころ、エチオピアの王がヒゼキヤの援軍としてやってくるという噂を耳にして、ヒゼキヤを脅す言葉をますます強くしていきます。彼はヒゼキヤに手紙を送って降伏を求めました。しかし、実際には焦っていたのはセナケリブの方でした。
ヒゼキヤはセナケリブ王からの手紙を主の宮に持って行って主に祈ります。ヒゼキヤの心は、主にすがる、ということで固まっていたのです。そして、主はイザヤを遣わしてヒゼキヤの祈りに答えられます。ユダの家が再び栄え、根を張り、実を結ぶようになる。万軍の主の熱心がこれをしようとしておられたのでした。
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