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イザヤ 35章1〜10節 2018年1月21日 |
主にあがなわれた者は帰ってきて、その頭に、とこしえの喜びをいただき、歌うたいつつ、シオンに来る。彼らは
楽しみと喜びとを得、悲しみと嘆きとは逃げ去る。(10) イザヤ書の預言の詩の形で語られた部分はこの三五章で終わります。この三五章はまさに救いの賛歌です。荒野・砂漠・焼けた砂・乾いた地・山犬のすみか・・・まさにそれは死の世界です。しかし、そのような荒廃した地に水がわき出て、川となって地を潤し、色とりどりの花が咲き、豊かな収穫をもたらす地になっていくのです。
その日には、今まで相手にもされず、見捨てられていた人々が主を賛美するようになります。心おののく者、見えない人、聞こえない人、足の不自由な人、口のきけない者・・・そういったある意味、神の恵みの外にあると思われていた人たちが主の祝福をいただいて、きよい者とされ、聖なる大路を歩いて行きます。
その罪のゆえに神の怒りの下に置かれ、悲しみと嘆きの中にいた者たちが、ゆるしをいただき、楽しみと喜びをもって、歌いながら主の御前に近づいていきます。神はまさにそのようなことをしてくださるというのです。
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