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イザヤ 24章1〜23節 2018年1月9日 |
彼らは声をあげて喜び歌う。主の威光のゆえに、西から喜び呼ばわる。それゆえ、東で主をあがめ、海沿いの国々でイスラエルの神、主の名をあがめよ。われわれは地の果から、さんびの歌を聞いた、「栄光は正しい者にある」と。(14〜16) イザヤ書は一〜十二章が一つのまとまり、そして、十三〜二三章が第二のかたまりでした。そこにおいては諸国に対する主の預言が語られ、主が単にイスラエルの神であるだけではなく、全世界の真の支配者であることが告げられたのでした。
二四〜三五章は第三のかたまりになります。ここでは世界のさばきと神の国の成立が語られています。この章ではまず裁きの時が来ることが告げられます。この地上においてはそれぞれが、地位が違い、また財産も違うでしょう。しかし、主の御前にあっては皆同じです。すべての人は神の裁きの座の前に引き出されます。すべての人間の誇りは虚しいものとされます。
しかし、同時に、世界中から主をあがめる声、主を賛美する声が上がります。東でも西でも、地の果てからも、賛美の歌が響くのです。主は再びエルサレムで治め、その栄光を全地にあらわされます。
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