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イザヤ 42章1〜25節 2018年1月31日 |
わたしの支持するわがしもべ、
わたしの喜ぶわが選び人を見よ。
わたしはわが霊を彼に与えた。
彼はもろもろの国びとに道をしめす。(1) イザヤは主に信頼することが救いにつながることを語り続けます。そしてヒゼキヤ王の事例をまさに主に信頼して勝利を得、また主に信頼して癒しを経験した人の実例として語ったのでした。しかし、ヒゼキヤ王は主に対する信頼を貫いて、イスラエルに救いをもたらすことはできませんでした。イスラエルはまさに救い主、油注がれた王(メシヤ)を必要としていました。そして、主は救い主を送ろうとしておられました。しかし、それは単に力ある王としてのメシヤではなく、「しもべ」でした。このイザヤ書には四つのしもべなるメシヤに関する預言があると言われており、この四二章の最初の部分はその第一の歌です。主は「わたしの支持するわがしもべを見よ」とおっしゃいます。そのお方は、大声を上げて人々を威嚇して従わせるのではなく、真実をもって道を示してくださいます。このお方は傷ついた葦を折ることなく、消えかかっている灯心を消すことがありません。そして、主イエスこそがイザヤが語っていたしもべ、救いの道を確立してくださったメシヤなのです。
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