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イザヤ 12章1〜6節 2017年12月28日 |
見よ、神はわが救である。
わたしは信頼して恐れることはない。
主なる神はわが力、わが歌であり、
わが救となられたからである。(2) イザヤ書の一章から十二章までは一つのまとまりで、イザヤ書全体のメッセージを要約しており、「小イザヤ書」とも言われています。十二章はその結論部分です。罪を犯し、「わざわい」と言われてしまうようなイスラエルのために、主は残りの者を残し、回復してくださる。そしてその救いのために、主は特別な救い主を送ってくださるというのがここまでの趣旨でした。そして、イザヤはそのような救い主を心からたたえます。怒りはやみ、慰めの時が来ます。私たちはこのお方に信頼することを期待されています。主に信頼する者は決して裏切られることはありません。2節の後半は出エジプト十五2からの引用です。イスラエルの民をエジプトから救い出された主は、再び救いを行ってくださいます。私たちは救いの水の源である主にすがり、喜びをもってそこから水をくみます。このお方に救いがあるからです。そして私たちは心から主をあがめ、そのみわざを人々に告げ知らせるのです。
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